スキーに行きたすぎる父と、運動しなさすぎる母と、旅行がめんどくさすぎる自分の3人で北海道のトマムにスキーしにいった3泊4日の旅行記。
1日目 14年ぶりのスキー
朝8時の飛行機に乗れと言われ「嫌すぎ」と抗議した結果朝9時の飛行機になったがそれでも7時家出と早すぎる初日。
そんな頑張っている僕を迎えてくれた機内食。
イギリス帰りの飛行機とは格の違う美味しいごはんが出てきた。
のんびりご飯をたべていたらあっという間に千歳空港に着弾。
雪だー!
前日は飛行機が飛ばなかったレベルの大雪だったそうだが、僕が到着した日は快晴で気分の良い天気だった。
今回泊まるホテルは空港から電車で1時間ちょっと。
電車に乗ると車内放送で「イランカラプテ」と挨拶された。アイヌ語で「こんにちは」という意味だそう。JR北海道ではアイヌ語の車内放送を導入したらしい。なんかいいね。
最初は窓から雪景色を楽しんでいたが、数分もしたら爆睡し、またしてもあっという間に目的地へ到着。
これから4日間滞在する 星野リゾート リゾナーレトマム へ到着
久々の家族旅行ということでウッキウキの父がスイートルームを予約してくれた。
到着して一息したい俺 vs 早速スキーしたい父
勝ったのは…
父でした!
ということで、初日から早速スキー場へ。
まずは初級者コースに挑戦。
実に14年ぶりのスキーは怖すぎた。なんで坂をすべるんや?という謎を解決できないまま1日を終えました。
坂を滑るのは怖いけど、景色はキレイ。
初日は遅入りだったので2時間ほど滑ったら帰宅した。
1日目の飯は鉄板焼。美味しかった。
2日目 スキーを思い出し飽きた
2日目はホテル朝食のビュッフェからスタート。
そして自分は仕事があったので午前中はWFH (Work From Hokkaido)。両親は朝から2人で滑ってた。元気だな。
自分は午後から参戦。時間があったので、今日は少し遠くのコースまで足を運んでみることに。
だんだんスキーの記憶を思い出してきてスイスイ滑れるようになってきた。
しかし、だんだん慣れてきて、夕方頃には「スキーって同じことの繰り返しでは?」という気持ちになってきた。
スキー飽きた
— える@銀英伝はいいぞ (@elkurin_) January 18, 2024
その日の夜はレストランを予約していなかったので、お楽しみエリアをうろうろすることに。
この日はいろいろ行って書くことがたくさんあるので、最後の番外編で詳しく書きます。
3日目 中級者コースに行ってみたら楽しかった
さて、初級者コースも飽きてきたので今日は早速中級者コースへチャレンジ。
トマムスキー場は初級・中級・上級の3段階。
さっそく中級者コースしかない山頂にのぼってみた。
たかいたかーい!
ここは霧氷が見れるエリア。
霧氷とは、氷点下の霧が枝にくっついてできる氷のこと。枝にくっついてる白いやつは雪が積もってるのではなくて氷。
氷をまとった木がとってもキレイ。
そして中級者コースは、さすがに傾斜が結構きつくなってて、特にきついコースはめっちゃ怖かった。ただ他に滑っている人が少ないのでかなり悠々と滑れて良かった。慣れてくるとむしろ人がいないぶん接触事故が起きず安心して滑れる側面もある。
家族3人でリフトに乗り、父と自分は中級者コースへ、母は初級者コースへ別れ、それぞれ楽しんできてまたリフトで合流するという感じで遊んだ。
午後になり晴れてきた頃には、中級者コースもだいぶ慣れてきて、そろそろ調子乗り出す危ない初心者くらいになってきた。
樹木の中を通るルートもある。
上級者はコースがないところを自由に滑っていいプランがあったが、さすがに無理すぎるので、初心者でも森の中の滑走を楽しめる整備されたコースに行った。
2日目飽きかけていたが、3日目は朝から夕方までずっと楽しく滑ってた。
最終日の夜ということで、この日は星野リゾートトマムイチオシの高級レストラン OTTO SETTE へ。
評価の高さに違わぬ美味しさ。
メインに添えられていたキャベツは人生で食った野菜の中で一番うまかった。
他にもメニューが非常に凝っていて、特にペアリングがとても良かった。
ワインペアリングだけでなく、ノンアルペアリングという異色のサービスもあり、自分はそれを楽しんだ。ノンアルカクテルや、気の利いた紅茶、北海道の果物を使ったジュースに、白玉が浮いているデザートのようなものまで、いろんなものが出てきた。
ペアリングはスタッフのみなさんで一緒に考えているそうで、その中には2日目に行ったワインバーのマスターも参加していたそう。
デザートには、トマム牛乳のジェラートにいろんなソースをかけて楽しむというアクティビティもあった。映え〜
4日目 〜さよなら北海道〜
ついに最終日。
最終日の朝は絶景の窓際個室から和食ビュッフェ。
最終日は10時過ぎまでしかないということでひっきりなしに滑っていたら写真を取り忘れてなにもない。
そのかわりに、トマム旅行中お世話になったスキー滑走記録アプリ Slopes の画面。
スイスイスイ〜
一緒に滑ってる人とデータを紐付けることができ、どういうルートを同時にとっていたのかとかが地図上を動くアイコンと共に振り返られるので、楽しい。
スキーオタクのエンジニアが10年間個人で開発したアプリとのこと。
友達とスキーに行く予定のある人はぜひ。
スキー旅行はここまで。
ばいばい北海道ノ
番外編 2日目の夜
まず向かったのはいろんなお店が立ち並ぶホタルストリートへ。
北海道のグラスワインをちょっとずつ楽しめるワインバーが印象的だった。
日本のワインは製造数が少なくてとてもレア。
自分自身はワインを嗜まないが、バーに鎮座していた店員さんが熱くワインについて語ってくださったのは、紅茶好きとしてはかなりシンパシーを覚えた。
ワイン好きの両親は嬉しそうだったし、楽しい場所だった。
他にもお団子屋さんで和菓子を食べたり、全然暖かくないこたつに座ってみたりした。
ホタルストリートをあとにし、次の目的地へ
ついたのはアイスビレッジ
あたり見渡す限り氷。すべての建造物が氷でできていた。
氷のゲートに…
氷のシアターに…
氷の教会に…
氷のスーパー
もちろん屋台も氷
氷のバーでは…
氷の器にお酒やノンアルコールドリンクが出てきた。
ストレートのウイルキーを頼んだのに、これじゃあロックじゃないですか!
氷のラーメン屋も…
器は氷…と思いきや雪。メニューや机・椅子は氷。
ラーメンができるまでの待ち時間は氷の滑り台で遊んだ。
あとやっぱり寒いところでは焼きマシュマロ
すべての屋台を回ったあとは、氷の世界に少し後ろ髪を引かれながら、有名建築物・水の教会へ。
十字を発見
氷の教会と違って、水の教会はちゃんと中には入れます。
凍っていない時期だと、窓から見える水に十字架がうつって、面白い景色になるそうだが、ゆっきゆきのカッチカチなので何も見えない。でもライトアップしているだけでいい雰囲気。
お楽しみ時間はここまで。ばいばい!